新着情報

2021/01/29
ロワアーム・ボールジョイント破損
スズキ・エブリィ(LE-DA62V)が走行中に大きな音とともに何かが引きずっているようで動けなくなってしまったという事での、レッカー出動でした。

フロント左側/サスペンション・ロワアームのボールジョイントが破損、抜けておりました。
人間で言うと足首の関節が外れたわけですから、走行は出来ません。

このお車はお客様が1年ほど前に個人売買にて車検を2年つけていただき購入をしたそうです。
車検はその譲っていただいた方のユーザー車検で整備はありません。
これほどの腐食を見ると、おそらく当時からボールジョイントにガタがあった事は推測されます。また走行時に足回りからのガタガタとした異音も手に取るように分かります。

問題は整備をした車検を受けて欲しいことと、せめて途中で異音に気がついたら原因だけでも確認をして、走行不能や相手が絡む事故を未然に防いで欲しいです。
もしこんなコントロールを失った車両が飛び込んできたら!!!
最悪な事態ですね。

実は昨夜、それに近い夢を見たのでした(-_-)

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2021/01/26
バッテリー上がり
アルファロメオ・ジュリア(ABA-95220)
1ヶ月ほどエンジンをかけなかったらバッテリーが上がってしまいました。今の車両はコンピューターが数十個も使われており、バックアップ電源供給も必要なことから昔よりもバッテリー上がりを起こしやすいです。

そこでトラブル発生です!
バッテリーを充電してもメーターにはトラブルのインジケーターが表示され、各エラーランプが点灯したままです。
診断機接続にて専用ソフトで入り込みリセットをかけました。
結局20以上の故障コードが記憶されており、どれもがコントロールユニットへの供給電圧が低下して作動出来ませんというメッセージでした。

これを機にお客様は定期的にエンジンを始動させるそうです。

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2021/01/25
パワーステアリングコントローラー故障
スズキ・ワゴンR(CBA-MH21S)のバッテリー上がりにより、ご自身でバッテリーの交換をされたそうです。
その後から電動パワーステアリングが効かなくなったので診て欲しいという依頼でした。

バッテリー横にあるL型メインヒューズのパワステ系統のヒューズ切れが確認出来ました。
ヒューズを交換しましたがパワーステアリングが作動しませんし、診断機でも通信が出来ません。
おやおや?パワステコントローラーへの電源供給は問題ありません。

結局、パワーステアリング・コントローラーの故障で交換解決となりました。
ヒューズ切れショート時に負荷がかかったのか?たまたまの同時期の故障なのか?確かにコントローラー内部に腐食も見られましたので、弱っていたのかもしれませんね(^^;)


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2021/01/15
ハイラックスサーフ4WDに入らない
トヨタ・ハイラックスサーフ(E-VZN130G)の4WDランプが点かないという依頼でした。
確認をすると4WDスイッチを入れてもトランスファーでギヤが切り替わりません。
この冬に雪道を4WDが効いていると思いながら運転をしていたそうです。

配線図片手に諸々調べておりますと、トランスファーアクチュエーターのモーターまで信号が来てもモーターが作動しません。
トタンスファー・アクチュエーター:定価49500円
部品は既にメーカー生産終了でした(-_-)
当然、中古部品も探しましたが存在せず、部品番号から検索をしてもヒットせず。
あいにくモーターのコイルは断線をしていない様です。
モーターの内部固着を見込んで分解。
なんとかモーターも作動して各部給油、調整、トランスファーギヤが動き修理完了です!

次回作動しなくなったら、さてさてですね(^_^;)

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2021/01/09
エンジン載せ替え
年明け一番の大きな仕事は、ホンダバモス(ABA-HM2)のリビルトエンジン取替でした。

走行中突然エンジン停止。
点検すると圧縮圧力がありませんでしたので、タイミングベルト切れかと思いました。
開けてみてビックリの、カムシャフト・タイミングプーリーが割れておりました。カムの焼き付き等は見当たりませんので単純にプーリーの破損と思われます。

リビルトエンジンの為、返却もあり更に詳しく追求もしませんでしたが初めての経験です。

想定外に時にはこんな事もあるのが常というものです(-_-)

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